FILMUSIC パンフレット 全米は泣かなくてもわいが泣いた話

FILMUSICのパンフレット、知念くんのどの言葉も素敵だったのだけど、ある一文を読んで泣いた。

 

「遠く離れた海外に僕を好きでいてくれる人がいると知った時は自分の人生が特別に感じられる」

 

知念くんが意味した人は「言語も文化も違う」という序詞がつくのだろうけど、それでも忘れ去られそうな海外ファンの小さな存在に気付いてくれていることが嬉しかった。ファンがアイドルに何かをしてあげられることなんて一つもなくて、それはエゴでしかないと思ってるけど、日本のファンが簡単にできることが海外ファンにはできないことが多く、彼らの何かになれてると思うことさえできないのだ。そんな劣等感を割り切ってオタクをやっている時に「海外に僕を好きでいてくれる人がいることは自分の人生を特別にしてくれている」なんて泣くしかないじゃん。業務⭐︎スーパーマンは人の平凡を守る業務だけど、私は自担の人生を特別だと思わせる業務やってた

 

時々海外ファンのツイートを覗いたりするのだけど、日本語が分からなくても、コンサートに一度も行ったことなくても、高い送料費払ってちゃんとCDDVDを購入して、日本語が分かる人が英訳して共有しあったり、JUMPに対する純粋な愛を知っているから、彼女たちにも知念くんの言葉が届いて欲しいな (あと先日海外留学に旅立った某薮担にも) 裕翔くんが英語で話したり、山田くんがジャにのに英語字幕を付けたいと言ってたり、オンミで光くんが手話を使ったり、こういう些細な優しさが小さな存在にとって大きな救いになるんよね。

 

それと薮くんがI/Oの挨拶で「僕を見つけてくれて、選んでくれてありがとう」と言ったの、これは薮担さんたちは嬉しいだろうなと思っていたけど、知念くんの場合は「海外から僕たちを好きでいてくれる人を知って」と言いそうなのに「を好きでいてくれる人をを知って」と言ったことにも胸がギュッとなった。ほぼ箱推しだけど、やっぱり自分の気持ちを担ってくれる自担は世界でたった一人だけなので。

 

思慮深い知念くんのことだから、思いつきで発した言葉ではなく、15周年のパンフレットにこの言葉を残す意思があったのだろうと思う。今も尚、来日するのは簡単なことではなくて、周年のコンサートに行けないファンは国内外問わずいる。その小さな存在に"君たちも僕にとって大きな存在だよ" って言葉にしてくれる知念くんの優しさ、こういうとこが本当に好きだなと思う。アイドルのビジュアルと歌とダンスが好みならばそれだけで自担に成り得るけど、偶像の隙間から零れ落ちる人間性に一番惹かれるというのはオタクあるあるではないでしょうか。

 

あと「ファンの方それぞれにJUMPとの心地よい距離感があると思う。それぞれの距離感で自由に楽しんで欲しい」というのも知念くんらしい言葉で好きだった。熱量を持って応援している人も、ライトに応援している人も、その愛の価値は知念くんにとって等価なんだなって。

 

(自担のたった一言に話が長すぎる)